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北摂古墳巡り
北摂古墳巡り

カマツカ捕り



カマツカ捕りのイメージ

みなさんはカマツカという魚をご存知だろうか。

カマツカとはコイ科の淡水魚で、ハゼ科ドンコ、ヨシノボリと同様根魚である。

大きいものになれば体長が20cm程になるものもいる。

細長い魚体と、下に伸びた吻(くちさき)そしてその吻には鯉のように一対のヒゲがあり、生息域は主に川の中・下流域の流れが比較的穏やかな砂底を好み、水生昆虫や砂底の有機物を砂ごと口から吸い込んで食べる。
カマツカは下に突き出た吻(くちさき)で砂底の餌を忙しく食べる姿がなんとも愛らしく、愛嬌がある魚である。

さて、このカマツカは別名スナモグリと言われるくらい川底の砂底に潜っていることが多く、なかなか発見することは難しい。

そこでまず、網を入れるポイントとだが、本流の流れがある程度あり、岩や川に設けられた人工物により流れが分断され、岸側に本流より更に緩やかな流れが出来ていて、川底が砂底(すなぞこ)それも細かい目の砂であり、ある程度の藻や水草があり、流れそのものの水通しが良い場所が理想的である。

もちろん本流のど真ん中の砂底にもいるが、水深が深く網ですくいにいけないのでこの場合は省略する。

そんな条件の場所を見つけたら、あとは網で砂ごとすくうだけである。

ややめくらうち的だが、何回かやると結構とれる。家に水槽をお持ちの方は飼われてみるのも面白い。



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